ペットの臭い/ダニノミ対策にヒバ油を活用・ペットのケアはまずこれを

幼い子とペット 白い犬ひば油の効果

ペットの臭いやダニ・ノミ対策には、市販のペット用商品が多くあります。

ただその中には有害な化学物質が入っているものも

ペットも家族の一員ですから、できれば天然由来のものを探したい

そんな想いの人には「ヒバ油」がおすすめです。

ヒバ油はヒバの木からとれる精油で、ヒノキに近い香りがします。

菌類を殺菌・除菌したり、蚊やゴキブリ、ダニなども寄せ付けません

人にももちろん安心なヒバ油、ペットへの使い方を紹介しますね。

ペットの臭い・ダニよけや対策にヒバ油を使う

ヒバ油(ヒバの木の精油)をうすめて、スプレー状にして吹きかけます。

また柔らかい布にスプレーして液を含ませて、そっとふいてあげます。

心配な薬品類はいっさい使いませんし、誰でもかんたんに作れます。

まず消臭・虫よけ効果のあるヒバ油を、スプレーにしてみましょう!

消臭・虫よけスプレーの作り方

スプレーの材料とあっという間にできる作り方です。

ヒバ油スプレーの作り方

ヒバ油消臭スプレーの材料

消臭・虫よけ効果のあるヒバ油のスプレー、基本の100mlの作り方で紹介します。

ヒバ油スプレー・材料

<ヒバ油スプレー100mlの材料>

  • ヒバ油:数滴(5~10 滴)
  • 無水エタノール:20ml
  • 精製水:80ml
  • スプレーボトル

(無水エタノールと精製水の割合は基本は1:4 精製水は水でもOK)

ヒバ油消臭スプレーの作り方

<ヒバ油消臭スプレーの作り方>

  1. スプレーボトルに無水エタノールとヒバ油をいれて容器をふる
  2. そこに精製水を加えて容器をふる

以上で完成です!

ヒバ油は水に溶けにくいので、無水エタノールで溶けやすくします。

液体が混ざりやすいよう、スプレーボトルは中の液体容量の1.2倍ほどあると混ぜやすいです。

お値段の参考までに

材料の平均的な価格です。

  • 無水エタノールは500mlで約1,300円
  • 精製水は500mlで100円
  • スプレーボトルは1本50円~100円
  • ヒバ油(精油)は20mlで900円(100mlで3,000円)

とりあえずの用意にヒバ油20mlで上記を用意すると、2,400円になります。

精油の20mlは約400滴です(1滴=0.05mlで計算)。

すると、「100mlでの精油スプレーを1回10滴で作ったとしても40回分」になります。

1回5滴で作れば80回分。

40回分で計算すると、2,400円÷40=60円

つまり100mlのスプレーを40回分も作れてしまうわけです!

ペット用の虫よけミストスプレーは、100mlで700円~1,000円ほどなので、一本700円で40本分に換算すると、28,000円にもなりますね。

つまり市販のものの10分の一以下のお値段相当。

安心の材料でしかも安い、これならたくさん使えますね。

(無水エタノールは一本追加が必要、精製水は水で代用可)

ペットの臭い・ダニノミ対策の具体的な使い方

幼い子とペット 白い犬

臭い消しにはヒバ油のスプレーを、ペットの身体に直接吹きかます

眼に入らないように気をつけてあげて。

外から帰ったら、何か雑菌やダニなどをつれて帰っているかもしれないから。

また普段から、ダニやノミがいそうな場所に、ヒバ油スプレーを柔らかい布にスプレーして含ませ、それで被毛の奥(肌)をふいてあげてください。

揮発した香りをダニやノミは嫌がります。

殺虫効果はないので、時々ヒバ油スプレーで防虫対策してください。

ヒバの香り(臭い)はペットにとって

犬は嗅覚が非常に敏感ですよね。

その犬がヒバ油のスプレーの臭いを嫌がったら使えません。

愛犬のことですがら、飼い主さんはよくご存知と思いますが、犬の嫌いな匂いを調べてみました。

  • たばこ
  • アルコール
  • 柑橘類
  • 化学物質
  • コショウ
  • マニュキュア

は獣医師さんが犬の嫌いな臭いとしてあげています。

人とだいたい似ていますね。

犬用、ペット用としての防虫スプレーは化学物質のものと天然ハーブなどのものがあり、ヒノキやヒバの精油が使われているものもあります。

ですからヒバ油の精油スプレーをいやがることはあまり考えられません(自分はペットを飼っていないので)。

でも「化学物質は嫌い」、もともと自然にないものは敏感に察知するようです。

膿皮症・指間炎・涙やけの対策に

ペット 犬 小型犬

ペットに多い病気のうち、膿皮症・指間炎・涙やけにも、ヒバ油の力で予防できます。

ヒバ油には抗菌・殺菌の作用も認められています。

ペットの膿皮症の対策に

ですから、皮膚表面の毛穴への細菌感染でおこる「膿皮症」にも有効です。

「膿皮症」がおこる原因は、皮膚の抵抗力が失われたところに、常在菌であるブドウ球菌が異常に増えておこるもの。

皮膚が赤くなる、かゆみや色素沈着、食欲不振などがおこります。

病院に行くと抗生物質で治療することに。

予防方法は、

  • 皮膚を清潔に保つ(でもシャンプーのしすぎはよくない )
  • 高温多湿の環境は皮膚に悪いので湿度や温度の管理をする

ということですが、皮膚のかゆみや赤みの原因が細菌なので、初期なら抗菌・殺菌作用のあるヒバ油スプレーをつけてみるとよいです。

(虫さされのかゆみが緩和されるのも、個人的な体験で実感していますから、ワンちゃんのかゆみも減るのでは)

ペットの指間炎の対策に

「指間炎」も雑菌が繁殖することによって起こります。

対策としては、雑菌を排除して乾燥させ、抗菌作用のあるケアをすることです。

お散歩の後足先をしっかり洗って乾燥させる、清潔に維持するために、抗菌効果のあるヒバ油スプレーを使う、そして雑菌に負けないよう体調をととのえてあげてください。

ペットの涙やけの対策に

目の周りが赤く目立ってしまう「涙やけ」は、涙が酸化して赤褐色なったり、菌が繁殖してしまうことで おきます。

予防としてはこの二つを。

  • こまめに涙を拭き取る
  • 目の周りの手入れをしてあげる

ヒバ油スプレーの液を綿棒につけて、目の周りをそっとなでてお手入れしてあげると、雑菌の繁殖をふせぎます。

ヒバ油の原液は刺激が強すぎるので、紹介している「ヒバ油スプレー」の濃度にうすめたものを使用してくださいね。

ペット用品の手入れにも

ペット 犬 ハートのクッション

ヒバ油は消臭・抗菌・殺菌・防虫に効果があるので、ペット用品の手入れにも利用できます。

臭いの気になるところに1~2吹き。

ペットが運んでくるかもしれない害虫、雑菌を除去できるので、快適な暮らしの役にたつはずです。

ペットの臭い/ダニノミ対策にヒバ油を活用・まとめ

ヒバ油のスプレーは自分で作れば添加物なしで、天然の防臭・防虫スプレーになり、ペットも快適に。

ヒノキの香りに似たヒバの香りは、臭いに敏感なワンちゃんも嫌いな臭いではないみたいです。

虫よけスプレーのはペットも飼い主も、どうしても鼻から吸い込むことになるので、天然自然のものが安心できると思います。

なお、ペットの臭いやダニノミ対策として「ヒバ油のスプレー」を紹介していますが、虫よけには人にも同じものをスプレーで利用できますよ。

虫にさされた後のかゆみも、ヒバ油スプレーでおさまるので使っています。

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