ヒバ油には防臭・消臭の効果があります。
家の中で、ちょっと気になる臭いのする場所、ありませんか?
例えば台所やトイレ、靴箱など、家族が共同で使う場所に、臭いの元があったりします。
臭いを消したいとき、ヒバ油を使えば添加物なしで安心です。
方法は簡単で、
- ヒバ油のスプレーを吹きかける
- ヒバ油の精油をコットンにしみこませて置く
では具体的な消臭・防臭の方法をお話しますね。
ヒバ油の消臭スプレー
一番簡単な臭いの消し方は、ヒバ油の消臭スプレーを利用することです。
ヒバ油の消臭スプレーの作り方を、基本の100mlの作り方で紹介します。
ヒバ油の消臭スプレーの材料
<ヒバ油スプレー100mlの材料>
(無水エタノールと精製水の割合は基本は1:4 精製水は水でもOK) |
ヒバ油消臭スプレーの作り方
<ヒバ油消臭スプレーの作り方>
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以上で完成です!
ヒバ油は水に溶けにくいので、無水エタノールで溶けやすくします。
スプレーボトルは中の液体が混ざりやすいよう、液体容量の1.2倍ほどあると混ざりやすいです。
ヒバ油消臭スプレーで消臭・防臭
家庭で気になる臭いの発生元の多くは、台所・トイレ・靴箱でしょう。
ヒバ油消臭スプレーの使い方をそれぞれみてみましょう。
台所の消臭・防臭にヒバ油消臭スプレーを使う
さきほどのヒバ油消臭スプレーを、台所の臭いのするところに直接スプレーします。
生ゴミにはそのままシューっと2~3回、シンクなら1~2回シューっとふきつけます。
臭いそのものを消す効果があるうえに、わずかにヒバの芳香が香ります。
臭いを消したいと思うたびに使います。
台所に一本そなえておくといいですね。
トイレの消臭・防臭にヒバ油スプレーを使う
トイレも入るときに臭いが気になることもあります。
そんなときは扉をあけたらすぐに、個室全体にひと吹き。
噴霧された空気をすっても大丈夫なので、そのあとすぐ用を足してもいいです。
また出るとき、次使う人のために、臭いを消しておくという方法もよいですね。
自分が個室から出るときに、シュっとひと吹きしておきます。
手洗い洗面のところにヒバ油消臭スプレーを一本、トイレの中にも一本あると便利です。
靴箱の消臭・防臭にヒバ油スプレーを使う
運動部に入っている子供さんがいる、夏に汗をかきやすい、また家族が多い家庭は、靴箱や玄関にそこはかとなく臭いが。
家にいると気づきにくいですが、外から帰ってくると気づくことがあります。
靴箱の臭いは、扉を開けてヒバ油消臭スプレーを1~2回スプレーしてみてください。
また玄関も気になるようなら、全体に噴霧がひろがるように上向きでスプレーを。
臭い気になるたびに行えば消臭できるのですが、臭いをあらかじめ防ぎたい場合は、毎日でも靴箱内にスプレーを。
ヒバ油は臭いの元になる菌の繁殖を防ぐ効果もあるので、臭いにくくなります。
靴箱のすみにもヒバ油消臭スプレーを。
そのほかの気になる臭いの消臭・防臭に
そのほか、臭いの気になるところにもヒバ油スプレーを使ってみましょう。
ソファーや帽子、納戸などにも応用できます。
枕にシュっとしている人もあるみたい。^^
ヒバ油スプレーは化学物質が入っていないので、気分が悪くなることはありません。
気になる臭いのする家具などに、シューっと吹きかけてみてください。
できれば掃除をして、家具そのものと周辺をきれいにしてから使用するとさらに気持ちよく使えます。
芳香に好ききらいがあるかも
ヒバのよい香りは、ヒバの精油成分の「ヒノキオール」の香りです。
ほとんどの人が「良い香り」と感じるのですが、中には苦手な人があるかもしれません。
香りに敏感な人は、お試し用の小さな精油(10ml)で香りを確かめてからにするのがよいと思います。
消臭・防臭 ヒバ油の精油をコットンにしみこませて置く
◆天然のヒバ油と容器にいれたコットン
ヒバ油スプレーでの消臭・防臭方法を紹介しましたが、同じ効果が期待できる方法をもう一つ紹介します。
それは、「ヒバ油の精油をコットンにしみこませて置く」という方法です。
小さな器に入れて、気になる臭いのそばに置いておきます。
コットンにヒバ油をしみ込ませ靴箱に
靴箱の中に置いておくと、何度もスプレーしないですみます。
生ゴミの臭いには、やはり直接スプレーが臭い消しの効果が大きいです。
臭いをすぐに消したいときと良い香りを持続させたいとき
すぐに嫌な臭いを消したいときは、ヒバ油消臭スプレーを吹き付けて消します。
いったん臭いが消えたあと、良い香りを持続させたいと思ったら、コットンにヒバ油を含ませて置いておきましょう。
玄関でふんわりと香るヒバのヒノキチオールの香り、いいですよ。
ヒバ油で臭いが消える・台所 トイレ 靴箱の気になるにおい対策に・おわりに
ヒバ油には消臭・防臭効果があるので、スプレーにして、臭いの気になるところに吹きつけると、臭いが消えます。
消臭・防臭のスプレーとして利用するには、上記の基本の分量でまずお試しください。
そしてもっと効果が出ないか?ということで、精油の量を増やしてみるなどはお好みでどうぞ。
気温が高くなるといろいろな菌が繁殖し、臭いが発生しやすくなりますから、小さなスプレーで用意して、家庭の中を良い香りに変えて楽しんでください。
体臭が気になる人はお風呂で利用を
ヒバ油の消臭効果は、体臭の消臭にも使われていますよ。
お風呂のとき、湯舟に数滴たらして入浴してみてください。
表面の体臭には効果的といわれていますから。