箪笥の中の大切な衣類に穴があいちゃった!
そんなことのないように、衣類の防虫・虫食い対策をヒバ油で。
ナフタリンなどの化学製品は臭いがきついですね。
ヒバ油なら独特の芳香が、虫をよせつけません。
ヒバ油を使う衣類の防虫・虫食い対策
ヒバ油を使っての衣類の防虫・虫食い対策の方法は簡単です。
ヒバ油の精油を、コットン(木綿)に数滴たらして含ませ、タンスや衣装ケースにいれておくだけ。
タンスにひとつヒバ油コットン
◆ヒバ油と器にいれたコットン
コットンは小さなものでOK。
ヒバ油の精油を、コットンに数滴たらして含ませます。
香りがタンス全体広がるように、小さな器にのせてすみに置きます。
⇒これを「ヒバ油コットンとよびますね」
直接衣類につかないように注意してくださいね。
タンスの上の方に吊るすより、下に置いた方が香りが充満しやすいようです。
頻繁に開け閉めすると香りが失われやすいので、香らなくなったらまた数滴ヒバ油を含ませて。
衣装ケースは衣類の上に
衣装ケースに利用する場合も、同じようにコットンにヒバ油を数滴含ませた「ヒバ油コットン」をおきます。
衣装ケースの場合は下におけないので、衣類に付かないように上にのせます。
衣類の虫食いがおこる時期
衣類の防虫にあたって、一年中虫が衣類を食べるわけではないのです。
衣類を食べる虫が活動を始めるのは15度くらいから。
大切な衣類は、温かくなったらクリーニングに出して防虫剤を入れ、密閉して収納すれば保管は万全です。
ただ、いつもそう万全にはいきませんね。
タンスの中、それも奥の方にたたんであったりすると、次のシーズン着ようと思ったときに「穴が!」ということに。
そこでヒバ油の出番です。
気温が15度くらいになるころに、タンスにヒバ油のコットンを入れておきます。
人にはとてもよい香りですが、虫はヒバ油のにおいが嫌いで寄り付かなくなります。
どんな衣類が虫に食われやすい?
衣類をエサにする虫は、カツオブシムシ・イガ・コイガなどの幼虫です。
外にいるはずの虫ですが、干してある衣類に卵を産み付けたり、外出先で服や荷物に着いて家に入ってきます。
そして空気の流れがあまりないところに住み着きます。
タンスの中は幼虫のエサとなる衣類があるので、空気がよどんだ奥の方に卵を産みます。
虫が好きな衣類は、ズバリ動物性たんぱく質のもの。
ウール(羊毛)やシルク(絹)です。
特に皮脂がついたウールが大好きです。
ヒバ油で衣類の防虫・虫食い対策!まとめ
衣類を食べる虫は、湿度60~80度を好みます。
できるだけ風通しよくし乾燥させておくのも防虫につながります。
寒い季節も虫は苦手ですが、暖房で部屋が暖かいと活躍しだすことも。
タンスの中は風通しをよくして、ヒバ油コットンで衣類を守ってください。